株式会社ジャストライト/浪岡 智/おすすめ情報27 ~六月灯~
今回、株式会社ジャストライト 浪岡 智がお届けするおすすめ情報は、旧暦の6月(現在では7月)に鹿児島県内の神社・寺院で、それぞれの日程が定められて行われているお祭り、「六月灯(ろくがつどう)」のご紹介です。
鹿児島県民には「ロッガッドー」の呼び名で親しまれていますが、鹿児島特有のお祭りです。
県下の神社や寺院に、和紙に絵や文字を書いた灯籠が、埋め尽くされる程に飾り付けられます。
氏子の家では灯籠の木枠を保存しておき、思い思いの絵や文字を書いた和紙を木枠に張りつけて、社寺に奉納します。
歌や踊りも披露され、ほぼ毎日、どこかの神社仏閣で縁日が行われています。
薩摩藩2代藩主島津光久が上山寺新照院の観音堂を造立して参詣した際、たくさんの灯籠をつけさせたので、だん家でもこれにならって寄進したのが始まりといわれています。
それ以前からも疫病払いや虫追いを兼ねて灯明をささげる風習があったともされています。
梅雨明けの季節でもあり、稲に害虫が発生する時期で、悪疫退散・五穀豊穣・家内安全などを祈願し、こうした民間の行事が洗練されて六月灯の祭りに発展したのだろうといわれています。
県内で最大級の六月灯は照国神社で行われています。
株式会社ジャストライト 浪岡 智は照国神社の六月灯に訪れた事がありますが、灯籠に描かれた絵や文字を、ろうそくが優しく照らす…。
ふんわりして、どこか強さを感じる無数の光…その光景は圧巻でした!!
みなさんもこの時期、鹿児島を訪れたら、ぜひ立ち寄ってみてください。
株式会社ジャストライト
浪岡 智
株式会社ジャストライト浪岡 智が参考にした記事はこちら
株式会社ジャストライト情報はこちら